血流スコープ!毛細血管観察装置 Bscan
血流観察で生活習慣を改善しよう!
意外と知られていない!皮膚と毛細血管の関係!
最近は、皮膚科や内科の先生の間で毛細血管を観察する「血流スコープ」という、顕微鏡のようなものを使って、肌の健康状態や病気の予防に役立てていることがネット情報でも見られるようになってきました。
皮膚は、神経の終末が散在しており、触覚、温・冷の感覚、痛みの感覚、そのほかに痒いといった深部感覚が感じられます。そんな皮膚は、私たちのからだにとっては大切な情報器官でもあるのです。
皮膚には、体重の六分の一が脂肪と水分、そして糖分や塩分など、基礎物質として貯蔵され、それらは必要に応じて血液に返されます。
皮膚はまた、身体の重要な器官に緊急用の血液を配給する働きがあります。「いざ!」という時に、皮膚の毛細血管が収縮し、血液を必要とする心臓や肺などに送ります。さらに、皮膚の血管は体温の調節にも役立っているほか、肌のホルモンを内分泌することも知られています。
ところが、歳をとってくるにつれ、加齢で毛細血管の働きが悪くなってきます。毛細血管の働きがにぶくなると、皮膚のトラブルや異常が発生してきますので、日頃から毛細血管の流れをよく観察しておくことは、若々しい肌(皮膚)を保つだけでなく、病気の予防や健康維持にも大切です。
毛細血管とは?
全身に広がる血管は、地球を2周半する長さに匹敵し、その全長は10万Kmになります。その内90%の9万Kmは毛細血管で、数は1,500億本と言われており、 内蔵を含め全身に毛細血管が張り巡らされています。
私たちの体は、約60兆個の細胞で構成され、生命活動を維持するため、血液循環により酸素や栄養を細胞組織に運ばれます。 不要となった二酸化炭素や老廃物を持ち帰り体の外へ排出します。この働きをしているのが毛細血管です。
毛細血管は、血液中の栄養素や酸素を毛細管壁を通じて組織内に送り込み、逆に組織中の老廃物を受取るという、循環器系の最も基本的な役割を営み、生命活動を維持する重要な存在なのです。
毛細血管は、体中の組織細胞に網目状に分布した細い血管で、赤血球がようやく通れるくらいの大きさですから、肉眼では見られません。動脈と静脈の末端をつなぐ血管で直径は7ミクロンから十数ミクロン( 1ミクロン=0.001mm)の細さで、1層の内皮細胞と周皮細胞でできています。
このような細かな毛細血管では、血液と細胞の間で酸素や栄養、二酸化炭素や老廃物の物質交換が行なわれているのです。そのために、毛細血管の血液循環がうまくいかなくなると体に変調をきたし、代謝が損なわれ活力が低下します。
血液循環が悪い状態が長期間続くと、さまざまな病気の要因になる恐れがあります。特にメタボリックシンドロームによる生活習慣病や、心疾患など重い病気へのリスクは高くなってきますので、自分の毛細血管の状態が分かっているか、いないかで対応にも大きな差が生じてきます。
毛細血管 100倍
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毛細血管観察の大切さ!
毛細血管の観察では、血管の形状や血流、色合いなどをもとに健康状態を体の内側から診ています。毛細血管の形状は、観察時の体調や個人差により、さまざまです。
この毛細血管の観察によって、食事、睡眠や運動不足、ストレスなど生活習慣改善の動機づけになれば、ホントウにありがたいですネ。
血流の変化が、日常生活の改善によって「目に見える」形でハッキリと、分かってくると「やりがい」にもつながり、モチベーションが高まります。
これまでのように、血液検査値が良くなったという定量的な数値もいいのですが、効果が目に見えるということは、さらに大きい達成感とやる気が湧いてくることは間違いありません。
血液学の権威者、元大阪赤十字病院副院長の星崎東明博士によれば、「血流の悪化は皮膚の疾病をはじめ、身体全体の病気を引き起こします。」とのことですから、 たかが、毛細血管とあなどれないですネ。
著書『美肌を保ち、病気も防ぐ「サラサラ血液で肌美人」出版社ヘルス・凪文庫』山口クリニック院長・医学博士/山口 武津雄著によると、以下のように紹介されています。
血流の悪化から起こる症状には次のようなものがあげられます。
2.脱毛や白髪
3.各種の発ガン
4.認知症の発症
5.脳卒中や脳梗塞
6.動脈硬化や心筋梗塞
7.高血圧や脂質異常症
8.糖尿病の発症
10.歯ぐきの病気
11.肝臓病の発症
12.貧血の発症
13.神経痛や腰痛
14.リウマチの発症
15.腎臓病の発症
16.精力の減退
18.むくみ
19.更年期障害の発症
20.肥満
21.不眠症
22.冷え性
23.骨粗軽症の発症
24.免疫力の急速な低下 他。
これらの症状から分かるように、血液の循環が悪くなると、全身の病気につながっていくことが容易に判断できます。肌(皮膚)の健康状態を保つだけでなく、病気の予防や治療の上でも血液の循環をスムーズにすることはホントウに重要なことです。
特に末梢に存在している毛細血管は最も大切になります。これまでの、血流評価については、レーザードップラー等で行なわれていたのですが、微妙な変化や有意性がわかりづらいことが多かったといいます。
そこで、毛細血管はその細さから、血流変化はもとより、血管形状も歳月とともに変化することに着目、これを定量化して評価するということで、最近とても注目されています。
毛細血管状態のいろいろ!
毛細血管の観察は、なるだけ皮膚が薄く傷の少ない、普段あまり使わない薬指の爪の付け根が、血管が見えやすく適しています。毛細血管を観察するとき、注目される主な点は以下のようです。
図-1 正常な毛細血管
毛細血管がうまく働いていくための要件は、血液の質の上昇、血液粘度の低さ、毛細血管が強くて、弾力性の高さ、毛細血管の多さ、毛細血管の形状と血管の太さがそろっていて、変形や奇形がない、毛細血管に真皮乳頭があることなどがあげられます。
図1の状態は正常な状態です。
図-2 真皮乳頭が見えない状態
図2のように、真皮乳頭(毛細血管の尖端を傘状に包んで見える部分)が 見えない状態です。これは、皮下組織などに水分が異常にたまったりことで生ずるむくみ(浮腫)の 状態が考えられます。
長時間正座したり、疲れた時などに一時的に現れて、すぐに消えてしまうものは別にして、二、三日間むくみが続くよう でしたら、何か体に異常があると考えて、専門医に見てもらうことが大切です。
図-3 ぼやけて見える状態
図3の状態は、ぼやけて見える状態の毛細血管です。これは、老廃物(毒素)が蓄積していると考えられています。
毒素や老廃物をため込んでいる人は、各種のガン、アレルギーなどの皮膚障害、肝臓・腎の障害、性機能の低下、 末梢神経の障害、血管系の障害、免疫力の低下、認知症(アルツハイマー病)の発症、肥満など多くの 病気の原因になってしまいます。
毒素は、残留農薬や食品添加物などにも多く含まれており、私たちが知らず知らずのうちに生体にとり込まれているのです。そして、体内に入った毒素は血管障害などを引き起こしますから、血液中の成分の変化をもたらして色々な病気の原因ともなるのです。
毛細血管は健康のバロメーター
毛細血管は、ただ画面で見るだけでも、"正常か、何か変だ!”くらいのことは誰にでも分かります。それだけでも、大きなインパクトがあります。昨今ではその形状、血流の速さや、鮮明度の具合により健康状態を想定できるようになったので凄いと思います。
また、健康食品やサプリメント等を継続的に服用したり、運動を年齢にあわせて適切に実施したり、適切に休養をとっていくと、毛細血管の状態が改善することなども分かっています。 逆に、体に悪い生活習慣が続くと毛細血管の状態が乱れます。
定期的に継続して毛細血管の観察をすることにより、食事、運動や休養等の生活環境の変化が、健康のバロメーターとなることは間違いなく、毛細血管観察の重要性が再認識されています。
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