ご家庭や屋内でのアーシングは、静電気を除去するために大地にアース（接地）すること「グラウンディング」が必要です。これからアーシングをはじめる方は、正しいアース（接地）のやり方と注意すべきことを考慮して準備しましょう。

アースの取り方

大地にアース（接地）する方法はいくつかあります。ご家庭には、電子レンジや洗濯機など、どこか一箇所はアースが取られていると思います。そこで、最初は電気洗濯機の電源まわりの例で説明します。

【1】アース線の利用による接地

 

【2】アース棒による接地

もともとアース線がない場合や、アースがあってもアース線を延長することが難しい場合は、アース棒を打ち込んで接地することもできます。一階で和室のあるお家では、畳をあげて床下にアース棒を打ち込んでいる方もあります。

アース棒は、日曜大工ショップにいけば大体どこでも販売しています。アース棒を選ぶときは、アース棒の接地場所を最初に決めてから、アース棒とアース線の長さを確認して選んで下さい。

アース棒は、30cmの長さが一般的です。アース線はアーシングをしたい場所に合った長さ（アース棒付アース線とアース延長コード）を選んで下さい。
この例ではアース線の先を剥いで「家庭用アース接続コード(RL製)」で接続するか、「5mmバナナプラグ」と「中継アダプタ」（EJ製）のセットで接続してもいいし、アース ターミナル付きコンセント用延長コード（EJ製）接続もできます。「ワニグチクリップ」でも接続できます。お好きな接続のやり方がありますので、As you like !　でどうぞ！。

（注）ネットショップでアース棒をご希望の方は、こちらの「アース棒とコード」を参考にしてください。

【3】コンセントによる接地

【4】建物のストラクチャーによる接地

アパートやマンション、職場やご家庭でも、鉄筋コンクリートのストラクチャー（鉄骨構築物）が多く見られます。アーシングしたい場所に近いところに鉄製の構築物（柱や壁、ガレージなど）があれば、アース（接地）されている可能性があります。建物のストラクチャーもアースの対象になります。

アースの目的

アースの目的は、交流の電気を使うことによって発生する電場（電磁波）を抑制することにあります。本来は、電磁波を抑えるためにも、アースを取ることが大切なのです。大地とつなぐことによって、以下のような効果があります。

1.感電防止
2.避雷
3.静電気障害の防止
4.電位の均等化
5.通信障害の抑制
6.ノイズの防止

これらは電気設備の安全と性能確保のための必須条件となります。私たち人間の思いや行動は、精神エネルギー（電子エネルギーや電気信号）によってコントロールされています。

精巧な仕組みで生かされている私たちは、電気設備以上に電場や磁場（電磁波）の影響を敏感に受けますので、アーシングすることによってこれらの健康阻害要因から極力避けなければなりません。

アースとアーシングの注意点

アースは、電気機器のためだけにあるわけではありません。たとえば、アースされていないパソコンで作業をしていれば、身体電圧は1V～2V程度までにはなっています。それでも、大半の人は自覚症状がなく、電磁波の心身の影響を自覚できないでいます。

特にスマホやパソコン、治療機器を毎日使用されている方では、10Vを越える方もいるほどです。電磁波（エレクトロスモッグ）の基準では、電磁波の数値が「極端に目立つ」は1V以上ですから、アースは大事です。正しくアース（接地）すれば、0.1V以下の「目立たない」に下がります。（参考）アーシング効果測定「アーシング！「見える化」で体の変化を体感しょう！」身体電圧の測定

【１】コンセントでアースを取る場合

電場をカットするには、アース棒を地面に打ち込んで接地することが一番安全です。コンセントには、アース付きのものとアースなしのものがあります。地面に接地されたアース付のコンセント（3P）であれば問題ありませんはありません。しかし、一般家庭のアースなしコンセント（2P）では絶対にアース線を接続しないで下さい。

アースなしのコンセントのアース側にアーシング商品や電気製品のアースは、つながないで下さい。正しく接続されていればコンセントの短いほうに100V（ライン側）が流れています。アース側には通常電気は流れていませんが、外線（最寄の電柱）にある変電器が故障したり、電気機器がショートした場合に、電気が流れ感電するおそれがあるからです。

【２】アース棒の設置場所

アース棒の設置箇所は、できるだけ清浄な土地が望まれます。ゴミや廃棄物の捨て場であったり、大地の刺激波（水脈や断層の上）などは避けるべきです。折角、大地にアースしても不浄な気のあるところでは、大自然の清浄なエネルギーにはつながりません。畑や田んぼ、芝生や庭園などのある場所は、生物や植物が育っているため、安全な場所といえます。

【３】アーシングする上で注意すべきこと

アーシングは、いつでもどこでもできますが、避けたほうが安全な場合があります。

（１）雷・落雷の対策

（２）感電対策

感電とは､人体内に電流が流れてショックを受けることです｡電圧がかかっても､電流が流れなければ感電しません。電感電事故の多くは、電圧がかかっている電線や機器に触れ、電流が人体を通って大地(アース)に流れるケースです。

 電流が入る部分の皮膚抵抗が約2500Ωになります。血液､内臓､筋肉などの体内抵抗が約1000Ωです。感電したときの流れる電流は、ご家庭で100Vを使っている場合で、最も感電しやすい入浴中とすれば、履物（約2000Ω）はありませんので計算上は、

① 抵抗なしのコードを使用
　100V÷（2.500+1,000）Ω＝0.028A(28mA)　--【危険】　

② 抵抗100KΩ内臓のコードを使用
　100V÷（2500+1000+100×1,000）Ω＝0.000966A≒0.97mA--【安全】　

したがって、通常100Vの電圧であれば、抵抗100KΩ内臓コードを使用すれば感電してもまず感じないかも知れません。しかし、電圧としては、100V以下でも皮膚が発汗や水に触れていたり、口鼻や生殖器など電気抵抗値が低く、神経組織が豊富な部位に通電した場合は10 V程度でも強い苦痛とショックを受ける危険性があります。

過去には、35Vで重大な感電事故例も報告されていますので、アーシングしながら、電化製品の電源部分に触ったり、コンセントの100V通電側には直接触らないでください。

アーシング用導電性のリストバンド、ソックスや手袋などは、何かをしながらできる「ながらアーシング」ができる便利性はありますが、通電性（導電性）のあるものに触るときは、接続コードを外すか、アーシングを中止してください。

感電の危険性は電圧、電流、周波数、通電経路によって異なります。低電流でも長時間の通電により感電することがある一方、高電圧の場合、無条件反射によって筋肉が瞬間的に収縮し、そのまま手などの感電部分が離れなくなることがあります。

アーシングでは「すべては自己責任」で感電に注意する必要があります。日常的な接続コードの取り扱い（抜き差し）や、アーシングに使用するコード（抵抗内臓）タイプの選択など、個人の責任において感電防止や安全対策を行ってください。

【４】アーシングの重要性と注意事項！

日常生活の中で最優先にすべきは、寝室と無防備な睡眠中です。いくら素足で芝生の上を歩いてアーシングしても、肝心の電磁波の発生源対策が一日の３分の一を過ごす寝室がおろそかになっては、アーシングの効果は半減してしまいます。

「バウビオロギー」（建築生物学：住まいの健康づくり）の観点から、家庭で特に注意すべきなのが、スマホ、コードレス電話の親機です。通話中でなくても親機は常に高周波を送信しているため､電化製品よりもやっかいです｡『寝室には親機も子機も置かない』か､あるいは『睡眠中だけでもプラグをコンセントから抜く』ことです｡　そうすることによって、アーシングシーツやアーシングピロー（枕カバー）の使用による睡眠中のアーシングはいっそう効果が期待できるのです。

（注意）アーシング用のコードが、ＡＣ電源や配線、電化製品の近くにあると、アーシングの接続コードに交流電場（電磁波）がのって、身体に逆効果になることもあります。注意してください。少なくとも30センチ以上は離してください。電場の有無について知りたい方は、BLH健康サロンまでご連絡ください。

 同様に､無線LANのルータからも24時問マイクロ波が出ていますから､寝室におくべきではありません｣｡ 自分が寝ている場所に、どの程度､電磁波が存在するのか心配になる方もいるでしょう。ご心配な方は、BLH健康サロンにお問い合わせください。

アース（アーシング）の確認

実際にアーシングする場合、「アース付コンセント」（3Pコンセント）であっても本当にアースされているかテスターで確認して下さい。アースされていれば、橙色が２つ点灯しますので、アースチェッカー確認で、簡単にアースされていることが分かります。

アーシングテスターによる導通テストは、アーシングシーツやアーシング枕カバーを使用する場合、直接肌に触れるところがないため、アーシングできているか心配です。そんなときは、このアーシングテスターによる確認がとっても役立ちます。

 

「アース（接地）関連商品」は、こちらからご覧になれます。

アース棒とコード

アース（接地）するためのアース棒とアース線は、最寄の店頭でお買い求めになられない方は、以下のアース関連商品を参考にしてください。

【アース棒と接続コード】

 

 

【アースターミナル付きコンセント用の延長コード】

 

 

 

 

「アース（接地）関連商品」は、こちらからご覧になれます。