自分の本質に気づく健康習慣とは!?
私たちは、自分の無意識にはほとんど気づくことはありません。ところが、日常生活のほとんどは、無意識のうちにことが進んでいます。これは、潜在意識の仕組みで一旦、覚えたことに対して無意識にカラダが反応しているに過ぎません。無意識といっても気を失っていることではありません。
無意識とは、自分が自分の行為に気がつかないことです。一度、身体にインプット(プログラム)された情報は、更新されない限り、同じ行為が繰り返されることになります。
潜在意識は、善悪の判断はありませんから、意識(顕在意識)が良いか悪いか判断しない限りブレーキはかかりません。しかも、無意識(潜在意識)のチカラは、意識(顕在意識)の100倍くらい? とっても勝てる相手ではありません。味方につければ強力な助っ人ですが、敵にまわせば本当に怖い存在です。
世の中の事件や事故でも、無意識に「やってしまった」とか、無意識に「言ってしまう」「手が出てしまう」など耳にすることがあります。悪意や故意でなくても過失のほとんどは無意識の内に結果を呼び込んでいます。
例え、物事を知り尽くした学者先生であっても、ちょっとした性癖で捕まってしまったり、ギャンブルに手を染めてしまうのも、無意識の底知れぬパワーなのです。だからこそ、日頃からコツコツといい癖(潜在意識に植えつけること)が欠かせないのです。
無意識を意識する!
故事ことわざに「無くて七癖」があります。癖が無いように見える人でも、少しは癖を持っているものです。

自分の生活習慣の中に見え隠れする「くせ(癖)」は自分ではなかなか気づくことできません。気づいたとしても、あまり気にしないか、仕方ないと思ってそのままにしています。
そこで大切なことは、「無意識を意識する習慣」です。
無理をしたり、不健康なこと「間食・ツマミ食い、食べ過ぎ・飲みすぎ、早食い、インスタント食、睡眠不足、運動不足、イライラ、短気など」、他人から見れば「いい癖」か、「悪い癖」かはすぐにわかります。
自分に気づかない癖は、はじめは身近な家族や友達とお互いに指摘し合ってもよいと思います。
意見交換するにしても、相手を批判したり裁いたりしては何の意味もありません。気づかせて上げられることが狙いです。
自分の本質は表情に出る!
無意識のうちに出ている自分の行為や表情が、実は「自分の本質である」ことに気づくことが大切になります。いつも暗い表情の方で、心身共に明るい健康な方はおられません。その逆も真なりです。
今日から、「無意識を意識」する訓練をはじめて見ませんか? 一つひとつの気づきの中から、これまでの人生にちょっとした「変化」が出てくればそれでいいのです。気づきと改善の習慣が「自分による自分自身のための健康づくり」 、ひいては「新たな人生づくり」に繫がってきます。
一つひとつの決して、難しいことではありません。朝、目覚めたら「布団の中で「背伸びをしたり、手足の指の屈伸運動」をしてみるのもいいでしょう! 「おはようございます」と挨拶をはじめてもいいでしょう。アイディア一つで沢山の気づきが生まれます。
すべての原因と解決策は自分にある!

「無意識を意識する」ことをはじめると、「自分のやっていること、考えていることの癖」がそれとなく分かってきます。
それに気づくことで毎日の生活が楽しくなります。
「すべての原因は自分にある」と気づき、「すべての解決策も自分にある」と思えるようになると最高です。
「良かったことは自分のせい」、「不都合なことは他人(まわり)のせい」にして、何事にも感謝できない間は、本当の健康、幸せは来ない!」と、
深層意識は働きかけているようです?! これも「気づき」なんですが.....。